
祭り紹介
「弘前ねぷた」は「青森ねぶた」と並び、1980(昭和55)年に国の重要無形民俗文化財に登録されました。
まつりで運行する扇型の山車「扇ねぷた」が特徴の一つ。その正面には、三国志や水滸伝などが題材となったねぷた絵を描き、裏面中央部には美人画を描きます。躍動感溢れる正面のねぷた絵は「鏡絵」とし「動」を表現。美しさが持つ美人画は「見送り絵」の「静」を表し、対比による情緒や鏡絵に対応した題材もあり、ねぷた絵師が趣向を凝らします。
弘前市の「弘前四大まつり」の一つとして街全体が祭り一色となり、まつりが近づくと各団体の拠点「ねぷた小屋」から囃子が聞こえてきます。